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縮毛矯正について(これは特に読んでほしいです)

2019/5/5

こんにちは。

池田です。

日本人の70%以上の方が癖毛に悩まされている現状、僕のお客様も縮毛矯正をされる方は大変多いです。

最近では髪質改善酸性ストレートという言葉が認知され始めどこのサロンもそのワードを使用します。

美容師のSNSで

「縮毛矯正しました」

みたいな投稿見たことありませんか?

どこまで本当なのか分からないことだらけです。

今回は縮毛矯正についてご説明致します。

毛先までツヤツヤの縮毛矯正は存在しない

よく毛先まで潤ってる感じの画像見ませんか?

あれほぼ100%縮毛矯正してないです。。

よく髪が広がるから縮毛矯正をしたい、と思う方がいらっしゃいます。

根元付近でボリュームが気になる、ということならうねり等の癖で膨らんでいるので間違いなく縮毛矯正をした方がいいかと思います。

しかし毛先部分が広がるから縮毛矯正をしたいというお客様、まず縮毛矯正はしない方がいいです。

SNSでトリートメントではなく縮毛矯正で毛先まで艶髪になりました、という投稿は嘘だと思って頂いても大丈夫です。

縮毛矯正でより髪が膨らむ!?

髪のボリュームを抑えたいのにより膨らんだら最悪ですよね?

でもやり方によっては縮毛矯正はより髪を膨らませます。

どういうことか?

毛先の広がりが気になるから縮毛矯正をしたい方は注意した方がいいです。

縮毛矯正はまず癖を伸ばします。

そして毛髪内部の結合を一度切りその状態でアイロンを通し熱を加えます。

ここなんです。

熱を通すということは簡単に説明すると髪を乾燥させます。

つまり毛髪内部の水分がなくなるのです。

水分がなくなるということは髪がパサつきます。

パサついた髪はどうなりますか?

もちろん縮毛矯正には一剤、二剤というものがあり二剤でコーティングをするから大丈夫だと思う方もいますがあくまでコーティングです。

フタをするということです。

乾燥した髪は内部の水分がなくなりかかっています。

その状態でフタをすると中身がスカスカの筒のようになります。

これで艶が出ると思いますか?

髪がまとまると思いますか?

難しそうですよね。。

むしろ中身が空っぽな状態ならば広がりそうじゃないですか、、、?

僕は

毛先には縮毛矯正はしない系美容師です!

毛先の広がりが気になる場合はどうしたら?

僕が掲載してるお客様のバックのヘアスタイル自分でいうのもおこがましいですが結構艶があると思いませんか?

当然毛先は縮毛矯正をかけていません。

じゃあ何か?

多分聞くまでもないと思いますが

トリートメントです。

トリートメントは内部補修するタイプでないと意味がありません。

中身が空っぽになるならしっかり補修すればいいだけのことです。

でもそれで広がりが抑えられる?

と疑問に思うかと思います。

髪が広がりやすくパサついている方にオススメなのが何度か書きましたが

髪質改善トリートメント

です。

最近も新しいメニュー

プレミアム弱酸性縮毛矯正

は好評頂いておりリピーター続出です。

プレミアム弱酸性縮毛矯正は根元〜中間は弱酸性縮毛矯正で毛先は髪質改善トリートメントという二つを組み合わせた新メニューです。

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弱酸性縮毛矯正とは?

一般的な縮毛矯正はアルカリ縮毛矯正と言われており髪を傷つけながら薬剤が浸透するのでその分ダメージもかなり与えてしまいます。

弱酸性縮毛矯正はアルカリが入っておらず癖を伸ばすために使う還元剤も希少で高価なものを使用致します。

アルカリが含まれる縮毛矯正は髪に穴を開けそこから浸透するので表面もパサつきますが弱酸性縮毛矯正は髪に穴を開けずに浸透するので表面も傷付かずサラサラな手触りを実感頂けます。

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髪質改善トリートメント とは?

【酸】と【熱】を組み合わせた癖を落ち着かせる事が可能な内部補修トリートメント です。

従来のトリートメントと比べると持続性がかなり高く長い期間効果を実感することができます!

髪が傷みすぎて縮毛矯正に抵抗がある方にオススメです。

【通常のトリートメントとの違い】

・通常のトリートメントと比べて2倍~4倍の高い持続性

・うねりが落ち着き扱いやすくなる

・膨らみを落ち着かせる

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まとめ

縮毛矯正は決してトリートメントではありません。

髪のダメージが改善されるということはありません。

弱酸性縮毛矯正はその中でもアルカリを使用しないので

ダメージを最低限にすることができます。

ダメージが深刻な毛先はトリートメントで補修する方が

いいかと思います。

広がりが気になるのであれば髪質改善トリートメントが

相性がいいのでプレミアム弱酸性縮毛矯正をオススメ致します。

意外と毛先のパサつきも縮毛矯正で改善できると思われがちですが

実はそこにはやらない方がいい場合もあります。

髪の状態によってはやっても大丈夫の場合や

縮毛矯正の方がいい場合もあります。

まずはしっかり話し合いましょう♪

お互いの理想を共有し合い共に素敵なヘアスタイルを導くことが僕ら美容師にとって一番幸せなことなのです^ ^

defi 池田駿太