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髪が濡れた状態で寝たらどうして傷むのか?自然乾燥は?美髪の保ち方お教えします!

2018/11/2

こんにちは。

池田です。

皆さんよく美容師に

『お風呂から上がったら絶対髪乾かしてくださいね!』

と言われた事ないですか?

わかってはいるんだけど時間がかかるからなかなかできない…

という方は少なくないと思います。

でも実際はどうして濡れた状態だと髪が傷んでしまうのか知らない人が多いと思います。

今回はそこに着目してご説明致します。

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髪が濡れている時と乾いている時の違い

髪が濡れている時と乾いている時にどのような変化が表れますか?

言い出すとキリが無いのですがこういう現象起きた事ないですか?

『濡れている時に髪を引っ張るとゴムのように伸びる』

もしなった事がない方がいたら一度やってみてください。

この現象が髪が傷む原因に繋がっていきます。

以前にもブログで書いたこちらの記事にも記載しているのですが濡れている時も毛髪内部の結合が切れてしまいます。

専門的に言うと水素結合と呼ばれるものが切れます。

その水素結合は髪が乾くとまた繋がります。

パーマや縮毛矯正もこういう結合を一度切り再び繋げていくというやり方で成り立っています。

どの結合も一度断ち切ると全てをまた繋ぎ戻すことは不可能です。

結合が切れる=髪が傷む

つまり髪が濡れている状態で寝てしまうとその間毛髪内部の水素結合が切れた状態になってしまいます。

髪が細くなったと感じる方や髪が最近抜けると思った方はこれらの事が原因の事もあります。

結合が切れるということは髪の毛が千切れやすくなるので毛先に行くにつれて千切れたりしてパサパサしてしまいます。

なのでできるだけ早く確実に髪の毛を乾かしてから寝るのが理想的なのです!

正しい髪の乾かし方

髪が長い方は特にこういうこと思いますよね?

『髪が乾くのに時間がかかる』

『他にやる事があるから早く終わらせたい』

『美容室のようにサラサラにならない』

あるあるだと思います。

しかし美容師によっては乾かし方は異なります。

なのでお客様へのアドバイスも変わってくるかもしれません。

ただやり方は違うけど目指すゴールは同じです。

僕のやり方はいろいろやり方がある中のごく一部だと思ってください。

手順としては

根元→中間→毛先

です。

ここまではどの美容師も同じかと思います。

どこで変わるかというと根元の乾かし方です。

前からドライヤーの風を当てるのか、下から当てるのか、後ろから当てるのかここでかなり変わります。

これはデザインや髪の長さや生え癖で僕もやり方を変えるのですが一般的なスタンダートなやり方だとまず

①根元を乾かすのですがその時に根元の毛が立ち上がるように下からドライヤーを当てて乾かします。根元は特に乾きづらいので時間をかけて毛先に風を当てないように意識しながら乾かしましょう。

根元が立ち上がると毛先の髪の毛が内に入りやすくなります。

⓶根元を乾かしてから中間、毛先にいきます。

先ほどは下から根元を立ち上げるように乾かしましたが中間、毛先に関しては後ろから前に髪を引っ張るように乾かします。

もしセミロングやロングの方でしたら毛先を内側にねじりながら乾かすと内巻きになりやすくなります。

という流れですが一つNGな事があります。

顔側から後ろに向かって乾かすと根元が後ろを向き横に広がってしまいます。

根元の毛が後ろに向くと髪が広がりやすくなり前を向くと収まりやすくなります。

そして根元を乾かす際顔側から風を当てると毛先に風が当たりやすく毛先がオーバードライします。

それがまたダメージにつながるのでご注意ください。

この手順を問題なくやるとある程度ブローしなくても手触りが良くなります。

翌日の朝出かける時も髪を濡らしてセットする必要がなくなります。

ただこれはあくまで一般の方がお家でやる場合のやり方であってプロの美容師であれば顔側から風を当ててもうまくやると思うのでご安心ください!

トリートメントの持ちも寝る前のドライで変わります

よく

『トリートメントをしてもすぐに効果がなくなった』

の方もいれば

『3週間経ってもまだサラサラ!』

という方もいらっしゃいます。

もちろん髪質に合う合わないもあれば

カラー等の履歴やカットの切り方で前後するのですが

間違いなくお家でのケアが一番影響をもたらします。

髪が濡れた状態で放置する日々を送るとどんなに良いトリートメントを使ってもすぐに効果がなくなります。

逆にさほど高くないトリートメントでもケアをしっかりすれば長い期間効果を実感できます。

日々のホームケアが美しい綺麗な髪を保つのに重要になってきます。

まとめ

髪は濡れるだけで内部の結合が切れてしまうから毎日乾かさず放置すると髪が千切れやすくなります。

そして髪を乾かす時も一概に乾かすのではなく乾かす手順をしっかり守ってやる事で手触りが良くなり翌日の髪の毛のセットがかなり楽になります。

何よりお家でのケアがトリートメント の持ちを左右するので怠らずに徹底してすると綺麗な髪を維持できます。

濡れた髪をしっかりと乾かす事でトリートメント 効果を持続、ダメージ軽減、翌日のセットが楽になることからライフスタイルの改善を期待できます。

髪を乾かすだけ?と思う方もいるかもしれませんがそれだけで髪の状態を良くする事が出来るんです。

小さいことの積み重ねが大きいもの生み出すのかもしれませんね。

以上です。

defi 池田