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本当にそのカットで大丈夫!?髪を傷ませる原因の一つがカットなのです。

2018/8/10

こんにちは。

池田です。

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shunta57

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紫外線が強い夏とかだと髪のダメージを気にする方が多いかと思います。

ところで皆様、

髪が傷む原因考えたことありますか?

カラーの繰り返し?

縮毛矯正?パーマ?

どれも正解です。

そもそも

‘髪が傷んでいる’事に対しての定義って考えたことはありますか?

パサついたら?髪が絡まったら?

髪がちぎれたら?指が通らなかったら?

艶がなかったら?

もっと具体的に考えたらどうなるでしょうか。

おそらく同じ美容師でも意外と深く考えてない人も多数います。

‘パサついている’というのは髪がどのような状態なのか。

おそらくキューティクルと呼ばれる髪の毛のフタの役割を担うものが剥がれて中の栄養素が流出して中身が空っぽになっている状態かと思います。

絡まったり指が通らないのも似たような現象が起きています。

キューティクルが剥がれザラザラになった毛髪表面がそれぞれ重なりそして引っかかって指もクシも通らない状態になるのです。

そしてどんな髪の毛も毛先になればなるほど指が通りづらくなったりします。

なのでしっかり毛先を中心にトリートメントをしましょう!

ではダメなんです!

もっと根本的なところを改善しなければトリートメントをしてもすぐに戻ってしまいます。

ズバリ根本的なところはどこかというと

カットです。

そのカット大丈夫ですか?

皆様は生まれてからヘアカットしていますよね?

幼少の頃から当たり前のように切っていますよね?

知らない方が多いのでお伝えします!

カットで髪は傷みます。

何故か?

先ほどキューティクルが剥がれて栄養素が流出すると書きましたが流出する箇所はそこだけではありません。

もう察している方もいるかと思いますが切り口からも流出しています。

なので毛先部分に関してはより栄養素が無くなりやすいということもありパサつきやすいのです。

ではどうしたらいいのか?

と考えますよね。

フランスパンに例えます。

日本で販売されているフランスパンがこちら

そして本場フランスのフランスパンがこちら

違いわかりますか?

日本の場合は切り口が斜めで
フランスの場合は切り口が真っ直ぐなのです。

何故フランスでは切り口を真っ直ぐにするかというと断面積を少なくしてできるだけ中身を乾燥させず堅くならないようにするためです。

つまり味重視ということです。

日本のフランスパンの切り口が斜めなのは詳しくないのでわかりませんが恐らくデザイン重視なのではないでしょうか?

それでもとても美味しく作る日本のパン職人さんたちはやはりすごいですよね。

話がそれましたがヘアカットもこれに似ており毛先をいかに真っ直ぐ丁寧に切るかでトリートメントの持ちやパサつきを防いだりしてくれます。

逆に斜めの切り口だとパサつくのも早いです。

毛先を少しだけ切る

というオーダーでも違いが出てきます。

こういうオーダーしませんか?

‘重いので髪を梳いてください’

かしこまりました!

と、言いガンガンすきバサミを使う美容師はかなり多いです。

ただこれだけは知っておいてください。

艶髪は重くなければ作れません!

特に毛先は厚めに残さなければまとまる髪すらまとまりません。

しかしほとんどの美容師が内巻きにしようと中だけを軽くします。

本当にそれで内巻きになるのでしょうか。。

なりません。

髪というのは癖がない限り下に落ちます。

勝手に内巻きにすることは不可能です。

もしそうしたいのであればパーマをかけるかコテで内巻きにするという手段があります。

あくまで内巻きにしやすく、そして内巻きになった髪を長持ちさせるためのカットしか美容師はできません。

カットが原因でパーマや縮毛矯正をする方が多いと感じております。

カット技術を補うためにパーマや縮毛矯正をやっているわけではありません。

カット技術をより活かすためにパーマや縮毛矯正はあるのです!

話を戻しますが髪を軽くすればするほど艶を失う事になります。

すきバサミで乱雑にカットした髪は切り口もランダムになっているのでその分手触りもザラザラになり広がりやすくなります。

その場しのぎのカットから卒業する事をオススメ致します。

じゃあどうしたらいいのか…?

お任せください。

僕のカットは

日本発祥の特許技術です。

髪の毛を織物のように折りながらカットします。

いわゆるかなりマニアックです。笑

普通のカットと何がどう変わるの?

比較画像をお見せします。

すきバサミで中を軽くして頑張って内巻きにしたらこれくらいにはなります。

僕が内巻きにしやすくするカットをしたらこんな感じになります。

どちらも同じ用量でブローしてるだけでコテは使っていません。

違う角度から僕の切ったボブの丸みをお見せします。

もっとよく見ると

普段はここまでやる必要はないのですが今回はわかりやすくするためにすきバサミは一切使わず特殊なカット(日本発祥の特許技術)を施しております。

丸まれば良いわけではありません。

ただここまで丸くなるということはこれだけ髪がまとまるということです。

日々のライフスタイルでこういったカットがかなり役立つと思っております。

ちなみにまとまるだけでなく毛流に同じ軌道を入れているので手ぐしを通すとこんな風になります。

先ほどと同じボブですがレイヤーを入れたかのような動きが出ます。

何よりスタイリング剤やスプレーを使わなくてもブローのみで固定されます。

ライフスタイルでストレスを感じている方は是非一度お試しください。

まとめ

髪を軽くすればするほど艶はなくなるので髪を綺麗に見せたいのであれば重めにしましょう。

ちなみにテレビに出てるタレントさんも基本的に髪型は重くしています。

すきバサミや他のドライカットを否定するわけではありません。

しかし、毛流を計算して感覚と理論がしっかり組み合った状態でカットしなければどんどん髪は傷んでしまいます。

特に内巻きにしようとして内側をガンガン軽くする美容師には気をつけましょう。

ちなみに僕は毛先をほとんど軽くしません。

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長くなってしまいましたが全ては常に髪を綺麗に保つために行っていることです。

普段されるカットでも少し見方が変わりこだわりをお持ちになる方が増えて頂けたら嬉しく思います。

まだまだ暑い日々が続きますが夏バテせず素敵な夏を過ごしましょう!!

以上です^ ^

defi 池田駿太